NIGHT OCARINA CONTENT

音程が合いませんが、不良品ですか。

NIGHTオカリナは、全数検査をしているので、不良品の可能性はほぼありません。
適切な環境で、正しく吹けているか確認してください。

オカリナは、気温の影響を受けてピッチ(音程)が上下します。気温が低いとピッチも下がり、気温が高いとピッチも上がります。ナイトオカリナは、気温23℃(±3℃内)の環境で、442Hzでピッチ調整をしています。
オカリナの演奏に適した気温環境で演奏しているかご確認ください。室内であれば、エアコンなどにより気温を調整してください。また、寒い場合は、オカリナを少し吹いているうちに、オカリナ内部の気温が高まり、ピッチが合ってきます。冬場は、長めにウォーミングアップをしてください。

次に、ピッチを合わせる為にもっとも大切なことですが、オカリナに合致した息圧で吹いているでしょうか?オカリナは、息圧の強弱で半音くらいの音程は変化してしまう楽器です。個々のオカリナに合った息圧、もっと、言ってしまうと、1つ1つの音に合った息圧で吹いていかなければなりません。

さらに、オカリナを持つ角度、息を入れる口の形(アンブシュア)、タンギングの仕方などによって、オカリナの音は変化します。このように、演奏の仕方で音程を作っていく楽器を作音楽器と言います。ピアノや、マリンバなどは、調律のみで音程が決定する楽器です。これらの楽器は、誰が演奏しても演奏の仕方で音程が変わることはありません。
一方、オカリナなどの作音楽器は、演奏の仕方で音程が変わるので、音程を正しく安定的に演奏するまで練習が必要です。ですから、音程が合わないからといって、すぐに、その楽器が不良品だとは限りません。

オカリナの音程は、楽器と演奏者、双方が合致して正しく奏でられます。正しい音程で演奏するために演奏技術の習得が必要ですが、息づかいによりピッチの幅を自在に操れる点で、より豊かな表現ができる面白みがあります。

お手にしたオカリナの最大の魅力を引き出してください。

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