2020年10月24日(土) 所沢市民文化センターミューズ キューブホール にて“NIGHT Ocarina Ensemble Concert 2020” を開催させていただきました。入場の際の手指の消毒、検温、チケットに個人情報を記載いただいてのご提出、市松模様の座席指定など可能な限り感染予防の対策をさせていただきました。お客様には、ご制約をいくつもお願いしてしまいましたが、ご協力いただき誠にありがとうございました。また、運営スタッフは、マスク・フェイスガード・手袋を着用のうえご対応させていただきました。ステージにおいても、出演者は「吹けマスク」の着用、マイクはマイクカバーを都度都度交換して対応いたしました。いろいろな制約はございましたが、ホールに響くオカリナのハーモニーは格別だったと思います。

１部は四重奏Stage

１部は、Nao Aya 小棚木恵美子 伊藤明日香 による四重奏Stageでした。曲調によって、各メンバー、キーの違うオカリナを持ち替えて多彩な音色をお届けしました。「彼方の光」「サウンド・オブ・ミュージック メドレー」「フニクリ・フニクラ」等全6曲を披露。

２部は七重奏Stage

２部は、新井亜希子 内山佐知子 関根美紀 有延千尋 鏡記子 鈴木恵美 原真冬 による七重奏Stageでした。我がアンサンブルチームの音楽監督である田島篤氏作曲の「オカリナ7重奏のためのソナタ『薫風』」を演奏するなど、どのメンバーで７重奏を組んでも遜色なく仕上げられる実力が備わってきたと感じさせるパフォーマンスでした。その他「ロザムンデポルカ」「小さな世界」「リベルタンゴ」など全７曲を披露。

発熱によりご来場できなかったお客様

チケットのご購入をいただいていたにも拘らず、発熱により残念ながらご来場できなかったお客様がいらっしゃいましたら、新型コロナ感染予防の対策として払い戻しさせていただくこととなっております。対象のお客様は、恐れ入れいますが、11月9日(月)までご購入いただいた先生、または、㈱大塚楽器製作所までご連絡いただきたく存じます。

御礼

ご来場くださった皆様、ありがとうございました。久しぶりにホールに響くオカリナのハーモニーを聴いて、大変感慨深く思いました。「ここまで戻って来れたんだな。」「戻ってきたんだな。」という思いと「まだまだ、これからだ、これからが大事なんだ。」という思いが交互に心に浮かんでくる、そんな感情でした。田島音楽監督をはじめ、メンバーは不安の残る真夏の猛暑のなか、リハーサルを再開しました。新型コロナの感染状況によって不安定に揺れ動く目標に向かって歩を進めることは、そう簡単なことではなかったと思います。それ以前には、何度かZoomを使ってのリモートミーティングも重ねました。コンサートを行うべきか、今は、見送る勇気が必要な時か、迷いました。どのメンバーも大切な家族があり、この疫病を軽々に考えるメンバーは一人もいません。そして、当然ながら、開催にあたってご来場くださるお客様は、私たちにとって一番の理解者であり、本当に大切な存在のお一人お一人です。それでも、もしも、たったお一人でも、楽しみに聴きにきてくださるお客様がいらっしゃるなら、我々は準備を怠るべきではない、そう思いました。結果、多くの方々にご来場いただき、ほんの少し、コロナ以前の「普通」の状況を思い出させてくれました。NIGHTアンサンブルのメンバーの皆さん、良かったね、お客様喜んでくださいましたよ！そして、何よりご来場くださった皆様、皆様の笑顔や拍手に私たちは報われました。ありがとうございました。そして、諸事情でご来場がかなわなかった皆様、大丈夫です、今後もチャンスは沢山あります。これから、各地で少しずつオカリナコンサートが再開されてくると思います。それぞれ異なるご事情をクリアされたら、安心してコンサートにお出かけしましょう！また、お会いしましょう！