NIGHT OCARINA NEWS

楽器で脳活!

健康寿命のカギは、体力より「脳力」だった。

全国楽器協会では「楽器で脳活!」をキャッチコピーとして「楽器演奏が脳の活性化に役立ち、健康寿命を手に入れるために大変有効である。」ということを広報しています。健康でいたい! 誰もが望むことだと思います。そのために、良い食材を食べる、適度な運動をする、ということが注目されていました。しかし、体が健康であっても「脳」の健康が維持されなければ、やはり、健康寿命である、とは言えないのです。最近、その「脳」の健康を維持するために「楽器演奏が良い!」というエビデンスが次々と報告されるようになりました。

東北大学加齢医学研究所 教授 瀧康之先生は「生涯健康脳」を推奨し、認知症や脳血管障害を予防する重要性を説いています。そして、楽器演奏は「生涯健康脳」を実現すると力説しています。

岡山大学病院脳内科教授 日本認知症予防学会理事 阿部康二先生は、認知症は約35年程度蝕まれる病であると言います。最初の20年程度は通常気づかず、20~25年経過後、つまり、終わりの10年くらいの頃に気づく病気だそうです。多くの方が苦しむ認知症は、自覚はないが、かかり始めの時期、個人差はあると思いますが、40代後半から50代前半に予防することが大切と説きます。そして、「楽器の演奏は最高の認知症の予防法」とお話しいただきました。

医師・医学博士 株式会社脳の学校代表 加藤プラチナクリニック院長 加藤俊徳先生は、楽器を演奏することで「運動系」「聴覚系」「記憶系」の脳を刺激すると言います。そして、私たちには嬉しい⁈ことですが、音楽脳が鍛えられていない=あまり、楽器演奏が上手でない方こそ、脳が大いに刺激を受けて良い効果を得る、お話しいただきました。楽器演奏が上手でなくても、楽器を好きになってください!というメッセージが印象的です。

いかがでしたでしょうか。このページをご覧いただいている皆さんは「脳」に良いか?とは関係なく「音楽が好き!」という方だと思います。が、大好きな楽器を演奏すると「生涯健康脳」を維持できる、健康に長く長く楽器演奏を楽しむことができる、としたら、これほど良いことはないと思います。特に「オカリナ」は奥が深いところもありますが、楽器演奏の「窓口」として最適な楽器だと思います。楽器経験のあるなしにかかわらず、気軽にお友達を誘って一緒に楽しむことができます。是非、愛する方、ご親戚、ご友人、皆さんとご一緒にオカリナを演奏して「生涯健康脳」を手に入れましょう!

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